目次
ティザー映像が公開
松竹は2026年8月29日、歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」昼の部『ひらかな盛衰記』「逆櫓」のティザー映像を公式YouTubeチャンネルで公開した。主演は屋号・高麗屋の十代目松本幸四郎。
映像から見えるもの
ティザー映像は、本作の特別ビジュアルとともに構成されており、公演の開幕を告知する短尺の映像となっている。
作品・公演情報
『ひらかな盛衰記』は1739年(元文4年)4月、大坂竹本座で初演された五段の時代物浄瑠璃で、外題の「盛衰記」は『源平盛衰記』を指す。源義仲が滅亡する粟津の戦いから一ノ谷合戦までの間の世界を、樋口兼光・梶原景季とその関係者を登場人物に描く。
「逆櫓」の場では、松右衛門という船頭がその実の姿として登場する。彼は木曽義仲の四天王のひとり・樋口次郎兼光であり、船頭・権四郎の持つ逆櫓(舟を後ろに進ませる技術)の秘伝を身につけ、義経を討とうとしていた。
十代目松本幸四郎は2018年、高麗屋三代襲名披露公演「壽 初春大歌舞伎」にて現名跡を襲名。古典から復活狂言、新作歌舞伎まで幅広い演目に取り組む一方、劇団☆新感線の舞台やテレビドラマ、映画などにも出演している。
「秀山祭」は、明治から昭和にかけて活躍した名優・初世中村吉右衛門の功績を顕彰し、俳名「秀山」にちなんで題された興行で、2006年(平成18年)から9月の歌舞伎座の恒例となっている。
昼の部の演目は「春調娘七種」「三社祭」、そして『ひらかな盛衰記』「大津宿屋」「笹引き」「逆櫓」。公演は2026年9月2日(水)から26日(土)まで、歌舞伎座にて上演される。




