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初役・一條大蔵長成に臨む市川染五郎——「秀山祭九月大歌舞伎」夜の部『一條大蔵譚』ティザー映像公開

初役・一條大蔵長成に臨む市川染五郎——「秀山祭九月大歌舞伎」夜の部『一條大蔵譚』ティザー映像公開
目次

ティザー映像が公開

松竹の公式YouTubeチャンネルが2026年8月30日、歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」夜の部『一條大蔵譚』「奥殿」のティザー映像を公開した。映像に登場するのは、一條大蔵長成を初役で演じる市川染五郎だ。

市川染五郎は2005年東京都生まれ。十代目松本幸四郎の長男で、2018年歌舞伎座、高麗屋三代襲名披露公演で8代目市川染五郎を襲名した。

映像から見えるもの

ティザー映像は短尺の構成で、全身の衣裳と拵えを確認できる内容となっている。特別ビジュアルでは、平家方と内通する八剣勘解由の首を自ら鮮やかに討ち取り、その首を手にしながら再び阿呆の振りへと戻っていく一瞬を捉えており、映像にもその二面性を持つ造形が反映されている。

作品情報

「秀山祭」は明治から昭和にかけて活躍した初世中村吉右衛門の功績を顕彰する興行で、2006年に二世吉右衛門を中心にスタート。初世吉右衛門の生誕140年にあたる今年、2026年9月2日(水)から26日(土)まで、歌舞伎座で上演される。

『一條大蔵譚』は、平家全盛の御代に源氏に思いを寄せながらも「作り阿呆」として生きた一條大蔵長成の本心を描く義太夫狂言の名作。初代中村吉右衛門、2代目吉右衛門が得意とした演目でもある。

夜の部「一條大蔵譚 奥殿」の配役は、一條大蔵長成=市川染五郎、吉岡鬼次郎=中村歌昇、お京=中村種之助、鳴瀬=市川高麗蔵、八剣勘解由=松本幸四郎、常盤御前=中村雀右衛門。染五郎が今回の役を勤めるのは初となる。

染五郎は公演に向け、「まだまだ自分なんか早いなと思っている。一方で、まだ早いですと言うのは、自分への甘えのように聞こえる」と語っている。

公演概要
– 公演名:歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」夜の部
– 演目:『一條大蔵譚』「奥殿」
– 会場:歌舞伎座
– 公演期間:2026年9月2日(水)〜26日(土)
– チケット:発売中

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